【子育て】八方美人は自己肯定感の低い子供をつくる
あなたは自分自身のことを八方美人だと思うだろうか?
八方美人は誰かに、嫌われることを異常に恐れ全ての人に良い顔をしようとする。自分が嫌いな人にまでもだ。
これはとても苦しく辛いことだと思う。
争いを恐れ、意見が対立しそうになるといつも決まって折れてしまう。我慢して生きているんだと思う。
なぜ八方美人になってしまったのか
これは自信の無さにある。自己肯定感が低いのだ。
自信の無さから嫌われることを恐れる。
自信がないから、こう言ったら嫌われるんじゃないか、こうしたらイヤがられるんじゃないかといちいち気にしてしまって思うように自分の意思を表に出せない。
この自己肯定感の低さはやっぱり幼少期に原因があることがほとんどだと思う。
要は親との関係だ。
そこでどんな親子関係で、自己肯定感の低い子供が育ってしまうのか考えてみた。
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自己肯定感とは認められ育つ
幼少期、認められずに育った子供は自己肯定感が低い。
いや厳密に言えば、自分の意思や行動を認めてもらえず、親が喜ぶことでしか認めてもらえなかった子供たちだ。
こういう親は、親の思うように行動した子供を「いい子」として認める。それ以外は「悪い子」と叱る。
そうなると子供は親の機嫌を伺いながらに考え行動する。親に認めてもらうために「いい子」になろうと必死になる。
そうして自分の意思は押し殺されていく。
親に認めてもらうことが「善」だと考える。
こういう流れに慣れ八方美人は形成されていくのだと思う。
でも心の苦しみになれることは出来ない。自分では気づかなくても、心の奥底で大きな闇になっているハズだ。
子供とどう接したらいいのか
このような環境では親子の間に服従関係しかなくなってくる。親と子は対等な関係であることをもう一度よく考えたほうがいい。
子供のおかげで親も1人の人間として大きく成長ができる。
【育児】素質を褒めると子供は成長しない?にも書いたが、子供の意思を尊重し、努力したプロセスを認めてあげることが大切だ。
自分の意思を認めてもらったことで自己肯定感は育つ。
育児とは負のスパイラルが起こるもの。
自己肯定感の低い親からは自己肯定感の低い子供が育ちやすい。
子供を苦しめない為に自分を認めてあげることからはじめてみるといいのかもしれない。