虐待がテーマの歌から子育てを考える

2014年3月13日

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文月 メイ 「ママ」

文月 メイさんの「ママ」という【虐待】をテーマにした歌が話題になっていますが、子を持つ親として子育てについて考えてみようと思う。
まだ歌をご存じでない方は、どうぞ。

photo credit: davitydave via photopin cc

虐待

僕はこの歌をきいてとても胸が苦しくなりました。
少子化といえ、最近は若い親も増えました。僕も若い親ですが、毎日のように見る虐待や殺害のニュースに心を痛めています。
若いと書きましたが、虐待なんかする奴は年をとっても変わらないんだろうなとは思います。でも実際にニュースを見ているとだいたいが20、30代の親ですね。(子供の年齢を考えればあたりまえだが)
マジで許せません。夫婦で虐待したり、母親の彼氏みたいなのが虐待、それを笑って携帯で動画とるとか人間の仕業にはとても思えませんね。
虐待をしてしまう親は自分自身も虐待を受けていた例が多いようですが、人の気持ちがわかる親になってほしいですね。

子供が頼れるのは親しかいないのに。親に虐待されても、子供は親が大好きなのに。

虐待は紙一重

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photo credit: Athenamama via photopin cc
虐待は絶対に許せない行為ですが、そうは言っても僕たち、親がいつ悪魔になってしまうかは紙一重だと思います。
親なら誰もが、泣き止まない我が子にイライラしたり、言うことを聞かない我が子にカッっとなってしまったことがあると思います。
それも1度や2度ではないはずです。
もちろん僕にもあります。昔テレビか何かで見ましたが、特に母親というものは1度は我が子を「殺そう」と思ってしまうことがあるようです。
もちろんほとんどの親は本気ではなく、一瞬カッとなるという意味ですが、それが本気になってしまい、さらに実行してしまう親がいます。
誰もが虐待をしてしまう悪魔になりえるってことです。
カッとなって1度手をあげてしまえば止まらなくなるかもしれません。
毎日のように殴る蹴る、水攻めにする、放置する。
なんだ、意外と子供って丈夫だな。なんて思ってエスカレートしてしまうはずです。

そもそもなぜ怒ってしまうのか

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photo credit: smithereen11 via photopin cc
善悪の区別がつく年齢ならまだしも、まだなにもわからない子をなぜ怒るのか。
それは「親の思うようにならないから」ではないでしょうか。
親にとって「いい子」とは親にとって「都合のいい子」ではないでしょうか。部屋が汚れるから、服が汚れるから怒る。掃除や洗濯が面倒だから怒るんじゃないですか?何もしない人形のような子が「いい子」ですか?
本当に何もしない子になってしまいますよ。怒られたくないから。善悪の区別のつかない小さい子でも、「恐怖」を感じます。
そんな子に怒って恐怖で行動を縛りつけても何もいいことなんかありません。親が楽をしたいがために怒っているとしか僕は思えません。

この記事(下記リンク)を見て僕は恐ろしくなりました。アプリで子供に恐怖を覚えさせ、自分の思い通りにしようとしてる親。物はアプリでも、やっていることは暴力による虐待となんら変わらないと思います。恐怖で支配してるんですから。
鬼から電話というアプリについて|ちょっと言わせてくれ

今回のまとめ

もし、ヒステリックになってしまいそうな時や自分が分からなくてパニックになってしまいそうな時には、子供を抱きしめてあげることが1番だと思います。むしろ自分のタメに。落ち着くし、ごめんね。って気持ちが溢れてくると思います。
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photo credit: Chiara Musiu via photopin cc
しつけは必要だと思うけど、しつけとは何か、それは虐待や自分本位のモノじゃないかしっかり考えて区別が出来ていないとしつけにはならないと思います。よく考えてみてください。悪魔になってしまわないために。子供をその悪魔の犠牲者にしないために。

子育て

Posted by PPS.