SNSで拡散するクソみたいな感動系の話っていいね!

2014年4月13日

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昔からインターネットには誰が考えたのか、芸能人などの「いい話」がちらほら落ちていました。

最近はfacebookやtwitterで拡散し、みなさんの目にもよくとまるようになったと思います。

photo credit: Sean MacEntee via photopin cc

あなたはそんな話に、「いいね」や「RT」をしますか?

とくにfacebookに言えることですが、こういった感動系の話には必ず裏があると思っていいでしょう。
純粋に「皆に知ってほしい」という気持ちだけで、専用のfacebookページをつくり長々と感動話を投稿しますか?

もし仮に純粋な気持ちで作られたものだとしましょう。ではその話にどれだけの信憑性がありますか?

以前、志村けんさんとビートたけしさんの感動話が拡散し、結局それがデマだったと話題になりました。
良い話でシェアといいねを獲得し、その後で投稿内容を詐欺まがいの「情報商材」系の広告に切り替える手口です。
1日○○万円稼ぐ方法!とか、ニートから年収○○万円になった秘訣!とかいうあれですね。
まぁそんなくだらない手口ですから、まがいというか詐欺ですね。

で、友達が良い話にいいねしていたら、投稿内容が切り替わって「○○さんがいいねと言っています」と良い話ではなく情報商材があがってくるんですね。

実際僕のfacebookの友達にもありました。情報商材系からダイエット美容系まで。男の人が美容系にいいねしていて変だな?と思っていたらそういうわけだったんですね。

ネットリテラシーの低さが招く

で、どういう人がそういったものに引っかかってしまうかと言うと、「ネットリテラシー」の低い人たちですね。ネットリテラシーってなんだろうって思った方はかなり危ないです。っていうか低い人です。
もっと言えば情報弱者。

ハッキリ言って、少し考えればわかるはずです。仕組みまでもが分からなくても「何か目的があるはずだ」と思わなくてはなりませんよ。
気軽にいいねして詐欺に加担してしまうんですから。

人の死で盛り上がるなよ

先日お笑い芸人の「桜塚やっくん」さんが事故で亡くなられました。
さっそくこれに便乗していい話が作られて僕のfacebookにも流れてきました。
内容は「報道では語られなかった真実」みたいな感じでなんともクソみたいな内容です。
そもそも投稿の出だしに、「これが真実らしいです」と書かれていました。らしいって・・・
yakkunn

ハァ?

まずお前誰だよ。現場にいたんかよ。そんな信憑性のない話誰が報道するか。

で、この投稿にはたくさんのいいねと、コメント(批判もある)がたくさん。批判もあれば余計盛り上がってすごく拡散しますね。

この投稿が詐欺商材に変わらなくても、なんの目的もなく作られたものだとしても、本当かどうかもわからない都市伝説のような話で盛り上がるのはやめてください。人が亡くなってるんですよ。

これ読んで
「そうなんだ~」と涙目になるやつは心がとってもキレイなただのバカでしょ。

そもそも関係ないやつらがネットで不謹慎にも人の死を語るのが不快ですよ。ご遺族やご本人のことを考えた行動とは思えませんよ。書く方も拡散する方も。

以前に宇多田ヒカルさんの母親である 藤圭子さんがお亡くなりになられた時も、twitterでは

「ヒッキ―大丈夫?!」「お悔み申し上げますm(_ _)m」

もうリテラシーどころか常識がない。

まとめ

話はそれてしまいましたが、なんでもかんでもいいねするのではなく、自分の目と頭でしっかりと情報を見極めてください。
fuxkbutton
あとdiskikeボタンやfxxkボタンもつけてほしいねfacebook。
photo credit: Finger Food via photopin cc

思うこと

Posted by PPS.