【車】初心者必見ドレスアップの基本ツライチ
以前、【車】初心者が陥りやすいドレスアップの罠を書きましが、以外と読まれているのでこれから車ネタも書いていきますね。
今回は基本のキ!ホイールの”ツライチ”についてです。
ツライチとは
ツライチとは漢字で書くと「面一」です。車用語というワケではなくて大工さんとかも使います。漢字の通り”面”が”一つ”、平らになっていることを言います。
つまりホイールとフェンダーのツラ(出面)を同じにすることですね。
ちなみにフェンダーよりホイールが引っ込むことをツラウチと言います。
ツライチにする方法
車高
まず、車高を決めます。カスタムジャンルにより様々ですが上げるにしても下げるにしてもホイールより先に車高を決めてください。
ダウンサスや車高調、エアサス、ハイドロなど方法は様々です。
photo credit: Justin Wolfe via photopin cc
フェンダーのツメ
車高が決まったらフェンダーです。
フェンダーは”ツメ”と呼ばれる折り返しがついていて、車高によってはツライチにするのに邪魔になります。
車高が高い分には問題ありません。要は、車がバンプ(段差やくぼみでサスペンションが伸び縮みすること)時にホイール(タイヤ)とフェンダーが干渉しないようにすればOKです。
方法としてはツメ折りかツメ切りが一般的です。
雑誌に載ってるような板金屋さんに行けばやってもらえると思います。
1箇所五千円〜くらいかな?
自分でやる場合はツメ折り機というものが売ってます。
ツメ切りの場合はサンダーで切ります。
サンダーで切った後は錆びないようにタッチアップやスプレーで塗装しておくといいです。
フェンダーは2枚の鉄板からできているので(だから折り返しのツメがある)ツメ切りの場合、スポット溶接(鉄板をくっつけている溶接)の部分を残しておかないと2枚に剥がれてしまうので注意が必要です。
まぁ初心者の方はやってもらいましょ。
オフセット
車高が決まったらホイールを決めましょう。試し履きができれば1番ですが、そうもいかないのである程度計算でオフセットを出すことができます。
オフセットとは簡単に言えばホイールの取り付け面の位置のことです。
+10とか−5とか表記されます。
ホイールを横から見た時に取り付け面がホイールの中心よりどれだけズレているかを表す数字です。0の場合はど真ん中ですね。
車高を下げたら今履いているホイールがどれだけフェンダーから引っ込んでいるか(あとどれだけ出したいのか)を調べましょう。
五円玉に糸を通してフェンダーから垂らし、糸がホイールからどれだけ離れているかで分かります。
そこで今履いているホイールのオフセットと照らし合わせて計算すればOK!
ですがあまりギリギリより、少し引っ込むくらいの余裕をもって、あとはスペーサーで調整するのも手ですね。
ホイールは高価なので失敗は許されませんから・・・。
ホイールショップで計算してもらうのもアリですね!ってか初めからそうした方がいいですね。
お店でやってもらう場合、お店側も干渉してしまった場合など責任を取れない場合が多いので甘めのオフセットを提示してくることが多いと思いますが「キッチリツライチにしたい!」と伝えれば大丈夫でしょう。
引っ張りタイヤ
ホイール着けるタイヤは適正サイズがあります。が、それではリムよりタイヤが膨らんで外に出ていてカッコ悪いです。
ですので幅の狭いタイヤを少し無理をして履くことを「引っ張りタイヤ」と言います。
引っ張るとタイヤの肩が寝るのでかっこよくなります。あまり小さいサイズを履くと走行中に外れたりバーストしてしまい危険ですのでやめましょう。
タイヤの引っ張り具合や外径、もっと言うとメーカーでもツラ具合は変わってきてしまいます。
がそこまで気にする必要はないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?ちょっと細かく書きすぎてしまったかな?
あまりベタベタに車高を下げたり、ゴリゴリに上げたり・・・やり過ぎなカスタムはスマートじゃないのでほどほどが一番カッコイイですよ。まじで。ちなみに僕はノーマル最強説派ですけどね。
これからドレスアップを始めるならカーライフを楽しんでください。
事故と借金には十分に注意してね!
※道路交通法と交通ルールは絶対守りましょう。